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こんにちは!
NZのオークランドでワーキングホリデーをしているもち(@moti_1126)です!
私はニュージーランドに来る前に、フィリピンのバギオという場所で約4ヶ月間語学学校に通っていたのですが、学校がない休日などはよく街まで遊びに行っていました。
通っていたのは『Beci(ベシ)』という語学学校だったのですが、バギオのグリーンバレーという高地にあり、立地柄どこに出かけるにもタクシーを利用しないと出かけることができませんでした。
バギオのタクシーは初乗り35ペソで、日本円にすると約73円です。
学校からSMモール(バギオ中心地にある巨大なショッピングモール)までタクシーで行くと、20分ほど乗って平均150ペソ(約312円)ほど。
もちろん日本と比べると安いのですが、それでも往復で600円はしますし、一人で何度もタクシーを利用するとなかなかの金額になったりします。
しかしその片道300円の運賃も、このジプニーを利用するだけで片道27円以下に抑えることができてしまうんです。
ジプニー(Jeepney)とは
ジプニー、もしくはジープニーとは、フィリピン全土で使われている乗り合いバスのことです。
本当に現地ではよく見かけました。
逆に日本で目にしていたバスなどは長距離バス以外では殆ど見かけませんでしたし、街中で自分がバスや電車を使うこともありませんでした。
もともとは第二次世界大戦後にフィリピン駐留アメリカ軍払い下げのジープを改造して製作されたのが始まりで、 Jeep と北米で乗合タクシーを意味する アメリカ英語: jitney との合成語として jeepney と呼ばれるようになった。
(引用元:Wikipedia『ジープニー』
その払い下げジープの影響かどうかは分からないのですが、ジプニーは車体の前方になぜかベンツのエンブレムが付いていることが多いです。
ベンツはフィリピンでも大人気の様子。
ジプニーの行先の調べ方(バギオ編)
バギオには沢山のジプニーが走っているのですが、実はそれぞれルートが違います。
ではどうやってその行先を調べるのかというと、『ジプニーの車体を確認する』、『ジプニー始発駅でルートを確認する』などの方法があります。
ジプニーには車体横に周回しているルートが簡単に記されており、例えば上記ジプニーであれば、『PICOロード経由:バギオプラザ→モータープール』というようなルートが見て取れます。
ただしジプニーは観光客向けの乗り物ではないので、地元の土地勘がないとルートを特定するのは難しいです。
私はよく分からないルートのジプニーを使う時は、とりあえず方向だけ確認してマップアプリで常に位置を確認したり、余裕があれば運転手にルートを確認したりしていました。
あるいは、ジプニーにはそれぞれルートごとに始発駅と終点駅があるので、予めGoogleマップなどで始発駅を確認すると確実に乗ることができます。
例えば私がよく使っていたのは学校→シティルートのジプニーですが、学校がグリーンバレーという場所にあったので下記マップだと『Green Valley Jeepney Terminal』という始発駅をよく利用していました。
▽各ルートのジプニー始発駅(Jeepney Terminal)
ジプニーの乗り方と降り方(バギオ編)
乗り方
ジプニーの乗り方は2通りあり、一つは『ジプニー停留所から乗る』、そしてもう一つは『道行くジプニーを呼び止める』です。
バギオ内にジプニー停留所はそこかしこにあるのですが、日本のバス停のようにはっきりと目印が置いてあるわけではないので少々分かりにくいです。(Googleマップでもすべてのジプニー停留所は載っていません)
街中で数台ジプニーが停まっているところがあれば大体そこが停留所ですが、一番確実なのは地元の人に聞くことです。
停まっているジプニーを見つけたら行先と車内に空きがあることを確認し乗り込みます。
道を走っているジプニーを手を振って呼び止めることもできるのですが、ジプニーの運転手が急いでいたり、車内がすでに満席だったりすると停まってくれずに素通りされたりもします。
その場合はめげずに別のジプニーを捕まえましょう。
降り方
ジプニーは停留所に来れば停まりますが、基本的には『降りたいところで自分で降りる』方が一般的です。
降りたい場所に来たら、ジプニーの天井を手でコンコンとノックし、運転手に『Para po(パラ・ポー)』と告げると止まってくれます。
『パラ・ポー』はフィリピンのタガログ語で『降ります』の意味です。
ちなみに私がジプニーを利用していた時は、この自分で降りるのが面倒でよく最終駅まで行っていました。
バギオのシティ中心部はそう大きくないので、どこでもジプニーの最終駅から歩いて行けるためです。
ジプニーの車内
ジプニーの車内は日本の電車の車両を縦と横にギュッと縮めたような空間です。
天井は低く、座った態勢からでも手を伸ばせば上に手が付きます。
車内には両サイドに縦長の椅子が設置され、満員の時には隣の人と膝などがぎゅうぎゅうにくっつくことになります。
ちなみに入口ドアは上の通り常に開け放した状態なので、走行中は少々注意が必要です。
ジプニーの運賃(2018年6月時点:バギオ市内の場合)
・大人:13ペソ(約27円)
・学生:8ペソ(約17円)
乗った時に学生の身分を証明するものがあれば8ペソに割引されます。
市内であれば大体上記金額なのですが、市街へ出るルートでは値段が変わることがあるので不安であれば運転手に聞いてみてください。
運賃の支払い方
バギオでは運賃の支払いは乗車時にします。
といっても乗り込み頭ではなく、ジプニーに乗り込み発車してからお金を手渡しで支払います。
※あまり大きなお金はお釣りの関係で嫌がられるので、大きくても20ペソ札までが無難です。
1人の時は1人分を、2人であれば『2 person』などと告げて人数分の運賃を運転席に近い乗客に手渡します。
車内の中が混んでいたりすると運転席まで直接届かないんですよね。
とはいえ、乗客から乗客へ、後から乗り込んできた人の運賃が手渡されていく様は初めて見た時ちょっとびっくりしました。
後から乗り込んできた人が自分にお金を差し出してきたときは、驚かずに人数を確認して運転席に近い乗客にそのお金を受け渡しましょう。
ジプニー利用の一長一短
バギオの移動手段は、自家用車を持っていない場合『タクシー』か『ジプニー』の2択になるのですが、主に以下の理由で現地の人はジプニーを、語学学校生たちはタクシーを使うことが多いようでした。
・とにかく安い
・ルートが決められている
・30分に1本程度の頻度
・ジプニーを利用するのは殆ど現地人
・乗り合いバスなのでギュウギュウ詰めになることもある
・タクシーよりも時間がかかる
安い代わりに時間や混雑の制限を受けるところもあります。
ですから私も、時間を気にせず一人で行動するときは節約のためにジプニーを使うこともありましたが、友達と出かける時はタクシーを利用する方が多かったです。
ジプニー利用の注意点(盗難・車酔い)
使い慣れればとても便利なジプニーですが、狭い空間に多数の人間が乗る特性上いくつか注意したい点もあります。
それは『盗難』と『車酔い』です。
私が語学学校に通っていた時にも一度、ジプニーでスマートフォンを盗られてしまったという話がありました。
もちろん気を付けていれば問題はないとは思いますが、最低限の注意は必要だと思います。
またジプニーはタクシーに比べてやや揺れるので、車酔いをしやすい人は少々注意が必要かもしれません。
それから排気ガスもすごいです。
まとめ
物価の安いフィリピンですが、このジプニーを使いこなせればさらにお金を節約することが可能です。
ルートが決まっていたり時間の制約を受けたりとタクシーのような自由さはありませんが、一度慣れればかなり便利な交通手段になると思うので、ぜひ使ってみてください。