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NZ秋の味覚『フィジョア(Feijoa)』が美味しくてハマったお話

こんにちは。もち(@moti_1126)です。

皆さんは『フィジョア』という果物を知っていますか?

私はNZに来るまで知らなかったのですが、ニュージーランドでは秋の果実としてごく一般的な果物なのだそうです。

初めてフィジョアを見たのは、住んでいるフラットの庭にこのフィジョアの樹が植えてあったからなのですが、その独特の味にすっかりはまってしまったのでご紹介します。

『フィジョア(Feijoa)』とは?

フィジョアとは、外見は熟れていないレモンに近く、小さなキウィからレモンほどの大きさです。

原産地が南米の方だということですが、NZやオーストラリアでは秋の果物としてスーパーなどで一般的に見かけることができます。

後から調べたところ、特にNZは世界最大の消費量を誇るらしく、道理で色々なところで見かけると思いました。

フェイジョア(学名:Acca sellowiana (O.Berg) Burret、シノニム Feijoa sellowiana O.Berg など、別名:フィジョア)はフトモモ科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高い。ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産。
(引用元:Wikipedia『フェイジョア』)

フィジョアの味

フィジョアの味は、日本の果物で言うと『梨+パイナップル+桃』を割った味に近いと思います。

食感は柔らかい梨に近く、食べた時に梨のようなざらりとした舌ざわりが少し残ります。

日本では食べたことのないような味なので、フィジョアの味を表現するのは少し難しいのですが、甘酸っぱい果物で、好きになる人はとても好きになる味だと思います。

ちなみに食べ方ですが、上のようにフィジョアを横に切り、中のゼリー状になっているところをスプーンですくって食べます。

食べごろのフィジョアの見分け方

フィジョアは完熟した後も皮が緑のままなので、熟し具合を見分けるのが難しいと思われるかもしれませんが、実は簡単な見分け方があります。

それは『匂い』『柔らかさ』です。

フィジョアが熟れると、マスカットに近いようなとても良い香りがするのです。

柔らかさも目安の一つですが、触って柔らかい時はもう完全に熟しているので、ベストな状態で食べるならば、むしろ少し硬くて芳香がする時だと思います。

スーパーなどで売られているフィジョアは、少し青い状態で出荷されているので、キウィやバナナなどと同様に少し放置しておいて追熟させると甘いフィジョアを食べることができます。

フィジョアを熟れていない状態で食べようとすると、中のゼリーの果肉部分が硬いままであまり美味しくもないので、ぜひ芳香がするまでおいてみてください。

熟すほどにこのゼリー部分が大きくなります。

フィジョアの季節(in NZ)

NZではフィジョアは秋の果物です。

毎年秋の中頃を過ぎた頃からスーパーに並び始めると現地住まいが長い方に教えていただきました。

フィジョアはアイスやジャムにも使われる

フィジョアはNZではメジャーな果物の一つなので、キウィや他果物と同様にヨーグルトやジャム、アイスなどに加工されていることがあります。

私がスーパーで探した時にも、フィジョアのヨーグルトは見つからなかったのですが、フィジョアのスムージーを見つけることができました。

NZのお土産といえばマヌカハニーやキウィジャムなどが挙げられるかと思いますが、もしよろしければフィジョアのジャムなども候補としていかがでしょうか?
日本ではほとんど見かけない果物なので、珍しいお土産になるかと思います。

まとめ

NZの秋の味覚、フィジョア。

私はNZに来るまで食べたことがなかったのですが、一度食べてみてすっかりその味にはまってしまいました。

ニュージーランドやオーストラリアで見かけた時には、ぜひ試してみてください。