目次
こんにちは!
NZのオークランドでワーキングホリデーをしているもちです!
私がニュージーランドに来てから、早いもので3週間あまりが経過しました。
ブログの記事を色々書いていたのですが、せっかくワーキングホリデーをしに来ているので、今日は『ニュージーランドのワーキングホリデーってこうやったらできるよ!!』というようなことをご紹介したいと思います。
本当は『ニュージーランドのワーホリって、良いよ!!』という記事を書けたらいいのですが、私自身来てまだ一か月も経っていないので、それはこれから少しずつブログを更新していく中で良いことも悪いことも感じたままをご紹介していけたらと思います。
『ニュージーランドのワーキングホリデーに興味があるけど、具体的なことはこれから調べる』『そもそもワーキングホリデーってなに?』など、そんな疑問を持った方々にこの記事が少しでも参考になれば幸いです。
旅のはじまり
皆さんは、日常暮らしていてふと『あ、どこかに行きたいな』と思ったことってありませんか?
私はありました。
日本で会社員として働いていた7年間、ふとした瞬間に旅に出たいなぁと思うようになりましたが、働いていた時のお休みといえば毎年10日ほどの長期休暇が一度あるだけだったので、その10日間をまるっと活用して7年間どこかしらに旅行に行っていました。
もちろん10日間でも頂けるだけありがたかったのですが、どこかに行きたい、旅行がしたいという思いは年々強まり、2018年1月に会社を退職しワーホリの準備を始めました。
ワーキングホリデーについて
初めに、ワーキングホリデーについての基本情報です。
まず、ワーキング・ホリデー制度とは。
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。
(引用元:外務省『ワーキング・ホリデー制度』ページより)
つまり協定を結んだ国にはどこでもワーホリビザがあれば行けますよーということです。
その他の付加情報はこちら↓
・対象者は18歳~30歳の青少年 ※
・日本は現在20ヵ国とワーキング・ホリデー協定を結んでいる(2018年7月時点)
・ワーホリのビザ保持者は1年~最大2年の長期滞在が許される
・ワーホリビザを取得すると、その国で就学、旅行、就労と生活することが許される
※18歳~30歳であったとしても『健康であること』『有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること』『子又は被扶養者を同伴しないこと』など、国によっていくつかのビザ発給条件があります。
▽ワーキング・ホリデー対象国:20ヵ国(2018年7月現在)
オーストラリア / ニュージーランド / カナダ / 韓国 / フランス / ドイツ / 英国 / アイルランド / デンマーク / 台湾 / 香港 / ノルウェー / ポルトガル / ポーランド / スロバキア / オーストリア / ハンガリー / スペイン / アルゼンチン / チリ
(外務省の『ワーキング・ホリデー制度』ページに対象国と詳細ビザ発給数などが記載されています。
ちなみに日本には『日本ワーキング・ホリデー協会』があるので、下の公式サイトからワーキングホリデーに行きたい人に向けて全国で開催されるセミナー情報やワーキングホリデーの制度について詳しく知ることができます。
ワーキング・ホリデーのメリット/デメリット
ワーホリのメリット・デメリットは人によって違うと思うので、ここでは一般的に言われていることを載せてみます。
メリット
・海外に長期で滞在することができる
・英語力や外国語の言語力を伸ばすことができる
・海外の友達を増やすことができる
・海外での就学、旅行、就労と生活する経験を積むことができる
デメリット
・キャリア構築がしにくい※
・お金がかかる
※特に日本ではワーキング・ホリデーは遊学扱いのため、就活などでは面接官に対してあまりいい印象は与えないと聞きます。
そういうこともあって、自分の周りでも新卒時は就職→数年働いてお金と経験値を貯めてから、あるいは30歳の年齢制限が近くなってきてから思い切って会社を辞めてワーホリに行く、という人が多かったです(自分含む)。
ただし今まであった人の中には高校を卒業してすぐワーキング・ホリデーに行っている子や、高校卒業後数か月のフィリピン留学→ワーキング・ホリデーに行った後に海外会社に就職した子、ワーホリ経験を生かして日本帰国後再就職した人も複数人知っているので、メリット・デメリットは本当に一般的に言われていることでしかないと思います。
ニュージーランドワーキングホリデーの基本情報
ワーキング・ホリデーの概要をお伝えしたところで、今度は具体的にニュージーランドのワーホリ情報です。
・1985年ワーキング・ホリデー協定締結
・ビザ年間発行数:制限なし
・参加可能年齢 18~30歳(申請時30歳であれば31歳での入国が可能)
【▽ビザ発行対象者】
・日本国籍を持つ18才から30才の独身者または、子供を同伴しない既婚者
・休暇を過ごす目的で、ニュージーランドに1年までの長期滞在希望者
・健康、かつ犯罪歴の無いもの
一般的に、ニュージーランドのワーホリビザは取得が容易な方だと言われています。
(ちなみに一番取得が容易なのはオーストラリア)
ビザ取得まで平均一か月ほどかかるのですが、健康面に問題がなければまずビザの取得は可能です。
NZワーホリのおすすめポイント
ワーキング・ホリデーは現在20ヵ国もの国が日本と協定を結んでおり、これからもその数は増えていきます。
どこの国にでも行けるとなると、逆にどこに行こうか迷ってしまうこともあるかと思うので、ここでは今私がいるニュージーランドのワーホリおすすめポイントを挙げてみます。
・ビザ発給申請料が無料(国籍による。日本国籍保持者は無料)
・ビザ取得が比較的容易(カナダやイギリスなどと比べて)
・国の中に国立公園がたくさんある
・人よりも羊と自然が多い、のんびりした暮らしを味わえる
ニュージーランドで一番のおすすめは自然が多いということです。
北島にも南島にも沢山の国立公園があり、一年中のんびりした暮らしを味わうことができます。
また、人についてもニュージーランドの人たちは温かい人たちが多く、どこか時間の使い方が日本とは違うと感じています。
ちなみに私の場合は、6年ほど前にNZに10日ほど旅行に来たことがあるのですが、その時に『もっとこの国に長く滞在したい』と思い、一番簡単な手段がこのワーキング・ホリデーだったからです。
あとは私が映画『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』が大好きで、この国はその映画のロケ地だったということも大きいです。
NZワーキングホリデーに行くまでの流れ
NZのワーキング・ホリデーに「よし、行こう!」と思ってから起こす必要のあるアクションの流れは下記の通りです。
・NZ移民局のサイトにユーザー登録する
↓
・ビザ取得をNZ移民局にオンラインで申請
↓
・指定医にて健康診断を受診する
(申請時の申告に問題がなければ基本的には胸部レントゲンのみ)
↓
・指定医から健康診断の結果がNZ移民局に送られ、審査(平均二週間ほど)の後に問題がなければビザがEメールで送られてくる。
↓
・日本出国
↓
・ビザ書類とパスポートをNZの入国審査官に提示
オンラインで申請してからビザが下りるまでの時間は人によって違うみたいなのですが、1ヶ月から最大3ヶ月ほどを見積もっていた方が良いと思います。
※ニュージーランドのワーキング・ホリデービザの取得については下記サイトがとても分かりやすいです。
ワーキングホリデー初期費用はいくら?
これもNZワーホリとしておすすめしたいポイントの一つなのですが、ニュージーランドは初期費用が比較的お安くワーホリに行ける国の一つです。
ワーキング・ホリデービザがあれば片道航空券で入国が可能となりますし、銀行の預金残高証明も提出する必要はありません。またビザの申請料が日本国籍保持者は無料なことも先に述べた通りです。
ということを踏まえた上で、NZワーホリ入国までにかかると思われる最低費用はこちら↓
・指定医での健康診断(胸部レントゲン)13,000ほど
・NZまでの片道航空券(季節にもよりますが)60,000円ほど
・海外保険(必須ではない)1年分平均200,000円
・最初の1ヶ月分の生活費 100,000円
最低8万円、海外保険などを含めるならば40万円ほど用意しておきたいところです。
とはいえ、お金はワーホリに行ってからでも稼げますし、私の友達で銀行残高が10万円を切っていてワーホリで来た子もいるので、費用についても個人差はあると思います。
最後に
私は今、NZに滞在して3週間目に入り、仕事を探しているところです。(明日が面接日です)
ワーキング・ホリデーに対して抱く感情は人にそれぞれですが、今のところ前職を辞めた後悔はなく、NZを選んだ後悔もまたありません。
毎日オークランドのシティ中心部を歩きまわったり、人と触れ合ったり、公園や海岸沿いを歩いていると、一年前までは当たり前のように仕事に忙殺されていた毎日を思い出して不思議な気分になります。
そしてニュージーランドにいるという事実に嬉しくなります。
これからどんな生活を送るのか未知の部分もあるのですが、そういうところも含めてあと11ヶ月、このニュージーランドのワーキング・ホリデーを全力で楽しみたいと思いました。
楽しみです!