こんにちは!
NZのオークランドでワーキングホリデーをしているもち(@moti_1126)です!
最近Twitterでインドのことを話すことが多いので、つい昨年のインド旅行を思い出しております。
インドは本当に行って良かったと思いましたし、とても魅力的だったので来年か再来年のうちには確実にもう一度行くと決めている国の一つです。
ただ、インドに行って思ったことは『何もかもが日本と違いすぎる』ということでした。
それはもちろん文化や言語、人の性格などもそうですが、衛生面、特にトイレ事情がまるきり違いました。
インドのトイレは紙も水も使わない!
一番違うことはずばり↓
トイレでは水も紙も使わない
ということです。
普段トイレ事情についてお話することはあまりないのですが、インドのトイレは何も知らずに行くと衝撃も大きいので書くことにしました。
インドのトイレについて、ある程度のグレードを持つホテルなどには洋式トイレがあると思いますが、基本的に公共の場やレストランのトイレは汲み取り式、いわゆるぼっとん便所のようなものです。
ただ日本で昔見かけたぼっとん便所はトイレットペーパーを捨てることができますが、インドのトイレは紙を流すとトイレが詰まるので紙を流してはいけません。(ゴミ箱があればゴミ箱に捨てます)
更に言うと流す水のボタンもありません。
インドの一般的なトイレは、トイレの場所に和式のような便器があって、隣に手汲みの小さなバケツと蛇口が備え付けられています。
現地の人たちは用を足した後、手汲みバケツに水を注いで左手でお尻を洗います。
インドで左手が『不浄の手』とされるのはこういう理由です。
慣れると郷に入っては郷に従うスタイルが一番楽だと思ったりするのですが、抵抗の多い方も多いと思うので、インドを旅する時は必ず『トイレットペーパーロール』と『除菌ティッシュ』を持ち歩くことをお勧めします。
インドのトイレ事情については、こちらのブログが詳しく書かれていて参考になりました。
インドの街中でこれだけは持ち歩きたいグッズ4選
インド旅行に持っていきたいものは数多くあります。
ざっくりしたものから、細かいことまで考えだすときりがありませんが、ここでは自分の体験を元に『インドの街を歩く上で』これだけは持っていて良かったと思ったもの4つをご紹介します。(パスポート、お財布やスマートフォンなどの基本的な持ち物は記載しておりません)
・スカーフ(大き目のもの)
・トイレットペーパー
・除菌ティッシュ
・蚊除けスプレー
順に説明していきます。
・スカーフ(大き目のもの)
インドは通年とても暑い国なので、防寒という意味でのスカーフは(外では)不要です。
しかし、インドでスカーフは『砂漠に行った時の日差し除け(頭にかぶる)』『宗教的な施設に行った時のヒジャブ代わり』に使うことができます。
〇『砂漠に行った時の日差し除け(頭にかぶる)』
ジャイサルメールのキャメルサファリなどでは、砂漠の炎天下の下を歩くことになるので『サングラス』『帽子』『スカーフ』などを身に着けることが推奨されていました。また日差しもとても強いので『日焼け止め』は必須です。
可能であれば全部の荷物を詰めていきたいところですが、私はバックパッカースタイルで旅行しており、なるべく荷物を減らしたいということもあって、スカーフのみを持参して帽子代わりに被ったりしていました。
スカーフの良いところは柔らかい布なのでスペースを取らないところです。
〇『宗教的な施設に行った時のヒジャブ代わり』
ヒジャブとは、ムスリムの女性たちが頭に被っている布のことです。
下の施設はインドはデリーにあるシーク教の寺院、『バングラ・サーヒブ・グルドワーラー』です。
途中で出会ったインド人のお兄さんが自分の宗教の寺院だからと案内してくれたので有り難く見学させて頂いたのですが、中に入る時に女性は髪を隠さないといけず、スカーフを被ることで代用しました。
スカーフの色や柄は何でもいいと思いますが(私のものは白と明るい黄緑色の春らしいものです)、一枚黒いスカーフがあるとどこでも使えて便利かなと思った記憶があります。
※それから、インドで外を歩くときは防寒については一切不要ですが長距離バスなどに乗る場合は別です。
なんでこんなに冷やすんだというくらい冷房をガンガンにきかせるので、バスに乗るご予定がある方はスカーフもですが、何か羽織るものを持っていると安心かもしれません。
・トイレットペーパー
トイレットペーパーについては冒頭のトイレ事情で説明した通りです。
トイレットペーパーの芯があると嵩張るので、私は芯を抜いたものを1ロール常に携帯していました。
インドのトイレには基本的に紙がないので必須だな……と思いました。
・除菌ティッシュ
除菌ティッシュも同様ですが、こちらトイレのみならずレストランやその他、インド旅行で度々使うことになりました。
結局どこまで気を付けるかというお話になるのですが、インドに行った人たちは大体がお腹を壊すといいますし、防げる可能性があるならばその可能性を上げておくにこしたことはないと思います。
(ちなみに私の場合はインドはお腹は壊しませんでした)
・蚊除けスプレー
蚊よけスプレー、大事!!
インドに行こうと思われている方はすでに色々調べられているかもしれませんが、東南アジアや中東のあたりの蚊は本当に怖いです。
上の除菌ティッシュと同様、防げる可能性を上げておくに越したことはありません。
蚊除けスプレーとして、私は下記を持って行っていました。
他にも色々似たような商品はあるのですが、これを選んだ理由は下記2点です。
・小型で携帯しやすい
・ワンプッシュ式というのが使いやすそうだった
280回という回数も気に入っていました。
というのは日本にいた頃はさほどこういうものは使っていなかったので、インドで使い切れる量がいいなと思っていたからです。
インドに行って、宿についたら何よりも先にこの『おすだけベープ』を部屋中にプッシュしていました。
私には私より先にインド旅行に行った友達がいるのですが、彼女もこれを携帯しており、タクシーやバスでもどこでも押していたと言っていました。
こういうものを使っても刺される時は刺されると思いますが、ないよりは大分気が休まりますし、何より蚊の多いインドで、夜に耳元であのプーンという音を聞きたくなかったのでそのためだけにも買って良かったと思います。
あとは私は買わなかったのですが、身体用の虫よけスプレーなどもあるとさらに安心かもしれません。
まとめ
〇インドのトイレ事情は日本とまるで違う!
〇インドの街中歩きには下記を持って歩きたい!
・スカーフ(大き目のもの)
・トイレットペーパー
・除菌ティッシュ
・蚊除けスプレー
衛生面でいうと、インドはこれまで行った10ヵ国の中で一番衝撃を受けた国でした。
ちなみに一番衝撃的だったトイレは、ジョードプルからジャイサルメールに向かうローカルバスの休憩時に使用した公衆トイレです。描写はしませんが本当にすごかったです。
ただ、それでもインドは魅力的な箇所が多くて、今となってはあのトイレすら懐かしさを覚えます。
それからインドのトイレを経験して、大概の国(のトイレ)ではやっていけそうだなという変な自信のようなものが身に付きました。
トイレ事情も含めて、インドは強烈で魅力的な国でした。