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こんにちは!
NZのオークランドでワーキングホリデーをしているもち(@moti_1126)です!
NZにワーホリで滞在して早3ヶ月。
この度ローカルジョブをゲットできました!!
今度の職場は地元のレストランです。
ちなみにこの前の職場は日系企業だったのですが、やっぱり英語環境で働きたい、それから重いものを持つ仕事だったので腰が痛い!という理由で1ヶ月半ほどで辞めました。
職場の人たちは本当に良い人ばかりだったので、短い間でしたがワーホリ最初の職場としてあの会社で働くことができてよかったです。
そんなこんなで、ワーホリをする上で一度はやってみたかったローカルジョブですが、今日は仕事の見つけ方やゲットした時の状況などをご紹介します。
そもそもローカルジョブってなに?
そもそもローカルジョブとはなんぞやというお話ですが、ローカルジョブとは『現地にある英語環境のお店で働くこと』……だと思ってください。
この場合のお店にはレストランやカフェなど飲食業の他にも様々な業界が含まれるのですが、共通しているのは『同僚や顧客が現地の人や外国人であること』、『英語環境であること』などです。
逆にローカルジョブ以外の仕事というと、例えば日本語が通じる日系企業の仕事だったり、日本食レストラン、通称ジャパレスなどが該当します。
ローカルジョブの見つけ方
ローカルジョブの見つけ方は色々ありますが、私はオンラインの求人サイトで自分の履歴書(cv)を送ったり働きたいお店にcvを直接配りに行ったりしています。
どちらも一長一短あるのですが、3ヶ月過ごしてみておすすめなのは圧倒的に後者の『働きたいお店にcvを直接配りに行く』だと実感しました。
オンラインの求人サイトで自分の履歴書(cv)を送る
個人的なおすすめはcvを配りに行くことなのですが、周りのワーホリ友達からは求人サイトから仕事をゲットした話も聞くので、先に下記サイトである程度どういう仕事があるのか確認するのも良いかもしれません。
・求人・求職 – ニュージーランド総合情報 | NZdaisuki.com
・Jobs | Tread me
『NZdaisuki.com』は日本人に向けたポータルサイトなので、ローカルジョブもありますが求人情報の殆どは日本語が通じる仕事です。
最初からローカルジョブのみに絞るのであれば『Tread me』や『Indeed』を使うことをお勧めします。
働きたいお店にcvを直接配りに行く
この場合の『働きたいお店』とは、求人を出している・いないに関わらず自分が働いてみたいと思ったお店です。
そしてこちらがおすすめな理由ですが、cvを配りに行くと実際に自分でそのお店を訪れることになるので、お店の雰囲気や客層などを把握できる、お店側に自分を印象付けすることができるなどの利点があります。
とはいっても、正直なところを言うとこのcv配りもお店側が求人を募集していなければ職ゲットには繋がらないので、時として数十枚cvを配ることになる恐れもあるのですが…
ただ、その場合でもお店に直接自分を売り込みに行くわけですから、英語を使える、度胸が付く、お店側と縁ができる(かもしれない)など、決して無駄足にはならないと思います。
加えて、NZはオンラインに求人を出していなくても人員を募集しているお店は意外に多いんです。
お店の入り口に求人の貼り紙をしていたり、働いているスタッフの伝手を頼るお店も珍しくありません。
ただがむしゃらに求人サイトにcvを送っても返信がなしのつぶてだったりしますが、例えば求人サイトで求人を確認する→実際にその店舗を訪れる→cvを配るという流れだと、実際にその店舗では人員を募集している+飛び込みなので人柄や態度を見てもらうことができる→その場でインタビュー(面接)をしてもらえる可能性が高い→雇ってもらえる確率が高くなります。
ちなみにこのcv(英語で書く履歴書)についても、NZに来てから書き方が分からずに困惑したものの一つなのですが、これもまた別記事で書きたいと思います。
実際に仕事をゲットするまで
私が実際に仕事をゲットした道のりは単純なのですが下記の通りです。
1. 家の周りにある飲食店を一通りMapで調べる。
2. ジャパレス以外のレストランとカフェをピックアップする。
3. cvを10枚印刷する。
4. 第一志望のお店に行く。
5. cvを配って仕事を探している旨を伝えたところ、そのまま面接(インタビュー)してもらえることになる。
6. インタビュー完了→夜に『明日トライアル(お試し)受けてみる?』というメールが届く
7. 次の日1時間のトライアルを受ける。
8. トライアル完了後、夜に雇用通知を受ける。
ということで、cv配り歩き一店目にして第一希望のレストランで採用していただくことができました。
ちなみにcv配り歩きを始める時はやっぱりとても緊張して、10枚のcvを握りしめてなんとかなるかなーなるかなーとお店の前を無意味に数分間うろうろ歩いたりしていました。
ええいままよ!と飛び込んで『Excuse me, I’m looking for my new job, so are you accepting any job applications here?(すみません、仕事を探しているのですが、何か求人募集されていませんか?)』と言いながらcvを見せたところ、あっさりとじゃぁ今から面接する?という流れになり面接を受けることができました。
本当に運が良かったと思います。
インタビュー(面接)で聞かれたこと
こちらでは仕事の面接のことをインタビューと言います。
私のインタビューを担当してくれたのは中国人のスーパーバイザーでした。
インタビューで聞かれたことは大体下記についてでした。
・なんでこのお店に募集してきたの?
・こういうお店(レストラン)で働いた経験ある?
・いつまで働ける?
・英語力はどれくらいある?
・夜遅くなることもあるけど大丈夫?
この質問の中で、おそらく特に重視されていたのが『経験』です。
日本で仕事を探す時はある程度学歴や職歴が重視されると思いますが、ここNZでは学歴職歴よりも完全に経験がものをいう世界だと実感しました。
私の前職はIT系で7年間の経験を持っており、職歴通りにcv(英文履歴書)を作成すると当然IT系に偏ったものが出来上がります。
しかしこの履歴書を『ローカルレストランで働く』という目的で使用した場合は殆ど役に立ちません。
お店側からすると求めているのは『レストランで働いた経験を持つ人材』であり『IT系の経験を持つ人材』ではないので当然といえば当然なのですが………
ではどうするのかというと、8年以上昔の学生時代に飲食店でバイトしていた記憶を掘り起こし、その経験を全面に出した飲食店用のcvを作成して渡しました。
7年間の社会人経験よりも1、2年のアルバイトの経験が活きる、そんなNZのワーホリ就活事情でした。
ローカルジョブをゲットできたコツ(らしきもの)
今回ローカルジョブをゲットできたことについては、タイミングなどの運要素も多かったと思っています。
それでもそれ以外にローカルジョブをゲットできたコツらしきものがあるとすれば、下記2点のみです。
・とにかく自信を持ってインタビュー(面接)に臨むこと
・トライアルで全力120%を出すこと
自信については元々Twitterのフォロワーさんに言って頂いたアドバイスなのですが、本当にその通りだと思います。
謙虚を美徳とも考える日本とは違い、NZではいかに自分を押し出すか、自分の価値を売り込むかが非常に重要となります。
英語の格言に『Fake it until you make it(あなたがそれになるまでそれのフリをしろ)』というものがありますが、cvもインタビューも、自分はこんなにできるんです、貢献できるんです、自信ありますよ!という気持で臨むと受かる確率も上がります。
飲食店で働いた経験があるといっても8年前のアルバイト時代のことだし大丈夫かな…?という気持ちがあったとしても、もう全然大丈夫です!働けますよ!!と言い切ったことが面接パスに繋がった気がします。
それからもう一つ大事なことはインタビュー後のトライアルです。
ローカルジョブゲットには必須。トライアルってなに?
トライアル(お試し)はその名の通り、お試し雇用期間のことです。
オーストラリアやニュージーランドの飲食店で働く場合はまずあるものだと思いますが、面接完了後に本当にそのお店で働いていけるか1~数時間お試しで働いてみることをいいます。
お店側としてもその人の動きぶりを見ることができますし、トライアルを受ける側からしてもお店で働く雰囲気を掴むことができるので、双方にとってWin-Winのシステムだと思います。
もしもトライアルまで通過した場合は、トライアルの数時間にとにかく全力を出して働きます。
その数時間の働きぶりで雇うか雇わないかを判断されるわけですから、何をしてもしすぎるということはありません。考えられる限り最善を尽くした方が良いです。
私の場合、トライアルはわずか1時間でした。
希望職種がウェイトレスだったので、言われたことは『お客様が呼んだらオーダーを受けること、食べ終わったお皿を下げること』の2点のみ。
ということで昼時の1時間の間にテーブル間をひたすらぐるぐる回遊魚のように歩き回り、空いたお皿があれば下げ、呼ばれたら満面の笑みでオーダーを受けていました。
ちなみに私の英語力は、語学学校を卒業した時に学校基準での中級(intermediate)です。
日常会話はできるけれども洋画などを字幕なしで見ても分からない、ビジネス英会話は難しい。そんなレベルです。
お客様に呼ばれた時の心境は本当にどきどきしたものですが、表面上はあくまで自信たっぷり(のようにみせかけ)でいることを心掛けました。
結果として仕事ゲットに繋がったので、よかったなぁと思います。
現在の仕事について
新しい仕事を始めてから早1週間が経ちました。
現在の仕事はウェイトレスとしてお客様のオーダーを聞き、料理を出したりお皿を下げたりしながら相変わらずテーブル間をぐるぐる歩き回っています。
たった一週間ですからまだまだ手探りなところもありますが、久しぶりの接客業が本当に楽しくて毎日にこにこしながら過ごしています。
アルバイト時代を含めると今まで働いた飲食店は4店目なのですが、今までの中で一番大きくて、一番忙しくて、一番ストレスがない職場です。
元々働く前は普通に客側で来ていたレストランなのですが、ご飯が本当に美味しいんです。
スタッフ同士も仲が良く、賄いもついて英語も使える。ありがたい環境だと思います。
ちなみにスタッフは20人くらいいるのですが、一番多いのが中国人です。ついで韓国人。マレーシア人にタイ人。日本人は私の他に2人います。
今の職場でも仕事に対する考え方はやっぱり日本と違うのですが(残業をしない、時間になったら仕事が途中でも引き継いで帰る、遠慮しない、掃除と皿洗いは専用の職がある等)、とても面白いです。
英語環境で働く以上、常に英語を勉強しなければというプレッシャーもありますが、せっかく頂いた機会なので楽しみながら過ごしたいです。
転職活動して本当に良かった!