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こんにちは!
NZのオークランドでワーキングホリデーをしているもちです!
NZでワーホリを始めてもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。
ワーキング・ホリデーに限りませんが、海外に長期で滞在する際、現地でSIMカードを買われる方も多いかと思います。
私も例によってNZ前に4ヶ月滞在したフィリピン、そしてここNZでも到着した初日に空港でSIMカードを購入しておりました。
空港や市内、バックパッカーやホステルでもWi-Fiがあるのである程度はカバーがきくのですが、やはり長期となるとSIMカードは欲しいところ。
とはいえ、いざSIMカードを買うとなるとどこのキャリアが良いのか迷ってしまうと思うのですが、今日は私が使っている『SPARK』のSIMカードについて、とても良いなと思ったのでご紹介します。
そもそも『SIMカード』って?
最近よく聞くようになった『SIMカード』ですが、そもそもSIMカードってなんでしょう?
SIMカードは、携帯やスマートフォンの中に入っている小さなカードのことで、メールや電話など通信のために必要な情報や、電話帳やインターネットのお気に入りなど個人の情報が書き込まれています。
お店で契約して購入する携帯電話やスマートフォンにはまずSIMカードが入っています。
日本から海外に旅行する場合、基本的にスマートフォンは機内モードにしますが、それは日本のSIMカードは日本国内の通信で使うためのSIMカードだからです。
これを機内モードにしないまま海外旅行してしまうと、日本のSIMカードが頑張って色々通信してしまうので、海外旅行から帰ってきた後に数十万もの高額請求をされたりします。(追加で海外用のプランを申し込めば、一定料金で海外で使用することも可能です)
海外でインターネットやLINEなどを使いたい場合はWi-Fiを使うのですが、Wi-Fiはどこにでもあるわけではないのでどうしても使えない場所が出てきます。
と、そんな時は海外で現地のSIMカードを購入し、今まで使っていた日本のSIMカードと交換することで、その国でも日本で使っていた時のようにスマートフォンで自由に通信を行うことができるようになります。
※ちなみに携帯端末の電話番号はこのSIMカードに基づくので、SIMカードを交換した場合は電話番号も変わります。
※SIMカードが交換できるのは『SIMフリー』と呼ばれるSIMロックが掛かっていないスマートフォンのみです。SIMロックの有無はキャリアや機種によって違うので、ご自分の使用している携帯が『SIMフリー端末』かどうかは利用されている携帯会社にご確認ください。
『SPARK(スパーク)』とは?
SIMカードの説明が終わったところでいよいよNZの『SPARK』SIMの説明です。
『SPARK(スパーク)』は、日本でいうauやソフトバンク、docomoと同じような電気通信会社です。
元は1987年に『Telecom New Zealand(テレコム・ニュージーランド)』という公的機関として設立されたのですが、1990年に民営化されました。
テレコム・ニュージーランド(英: Telecom New Zealand)は、ニュージーランドウェリントンに本部を置く電気通信会社である。2014年8月8日、スパーク・ニュージーランド(英: Spark New Zealand)に改称した。テレコム・モバイル(携帯電話分野)で、ボーダフォン・ニュージーランドに次いで国内2位のシェア(45%)
(引用:Wikipedia『テレコム・ニュージーランド』)
今は格安SIMなども色々出てきているようですが、依然NZで主要な通信会社といえば『Vodafone(ボーダフォン)』かこの『Spark(スパーク)』となります。
『SPARK』のSIMカードがおすすめな3つの理由
さっそく『SPARK』のSIMカードがおすすめな3つの理由ですが、下記の通りです。
1. 携帯のデータプランがお手頃価格($19)からある
2. NZ2位の使用者率なのでSIMカードの情報が多い
3. 1日1GB無料で使えるWi-FiスポットがNZ中に1000箇所以上ある
順に説明していきます。
1. 携帯のデータプランがお手頃価格($19)からある
参考元:Prepaid Value Packs | Spark
Sparkはその月に使いたいデータ量や通話料に応じてプランを選ぶことができるのですが、下限が$19(約1,500円)/月とお手頃価格から始まります。
実際に使用していると『データ量が1.25GBなんかじゃ足らないよ!』ということもあるのですが、その場合は街中にある『Spark』のお店や『Spark』の公式サイトなどからプラン変更は簡単にできます。
ちなみに私は現在上の画像で真ん中の$29(約2,300円)/月のバリューパックプランを使用しているのですが、プランの内容は月2GBのデータ通信、300分の通話、テキストメッセージし放題となっています。
今まで使ってみて、実際のところ月末にデータ量が余っているので、来月は一番安いプランでも良いなぁと思っています。
※この下でご紹介しますが、Sparkは一日1GBまで無料で使えるWi-FiスポットがNZ全土にあるので、最初は低めのプランから始めることをお勧めします。
2. NZ2位の使用者率なのでSIMカードの情報が多い
ニュージーランドの中で、SparkのSIMカードを利用している人はとても多いのですが(ボーダフォンと並んで2強)、使用者が多いということはそれだけ情報が多いということでもあります。
インターネットで『Spark SIM ニュージーランド』と検索しても膨大な数の検索結果が出てきます。
自分が使用しているSIMカードが何かおかしいと思った時、調べる時にこの情報量はとても重宝します。
3. 1日1GB無料で使えるWi-FiスポットがNZ中に1000箇所以上ある
SparkのSIMカードを買った後に一番恩恵を受けるのがこの『SparkのFree Wi-Fi』スポットです!
この写真に移っているようなSparkの電話ボックス兼Wi-Fiスポットは街中のみならず、郊外も含めてNZ中に1000箇所以上あります。
そしてその全ての場所で、近くに行ってWi-Fiを有効にすると一日(合計)1GBのデータ通信を行うことができるのです。
じゃぁそのWi-Fiスポットは詳しくはどこにあるの、というお話ですが、Sparkの公式サイトの下記ページより最寄りのWi-Fiスポットを検索することができます。
上記リンクの先にある下のバーにアドレスを打って調べることも出来ますし、その下にある地図を拡大して直接探すことも出来ます。
NZは街中でもカフェや図書館にWi-Fiがあることが多いので、SIMカードのデータ量の上限が近くなってもそこまで焦ることはないのですが、急に大容量のデータを使いたい、どこにWi-Fiのあるカフェがあるか分からない!という時にはこのSparkのWi-Fiスポットが重宝します。
どこで『SPARK』のSIMカードが買えるの?
『SPARK』のSIMカードは街中や空港内にある『SPARK』のショップで購入することができます。
ワーキング・ホリデーや留学などでニュージーランドに来た際、一番簡単なのはオークランド空港内にあるSPARKのショップで購入することです。
オークランド空港の国際線到着ロビーに出ると、正面向かって左手の方に『Vodafone(ボーダフォン)』と『Spark(スパーク)』のショップが並んでいます。
ショップに行って、カウンターにいる店員さんに契約したい旨と希望するデータ量やプランを選択すると、SIMカードの有効化まで含めて丁寧に進めてくれます。
『SPARK』無料スポットの使い方(1日1GB)
実際にSparkの無料Wi-Fiスポットを見つけたときに、Wi-Fiを有効にするまでの流れは下記の通りです。
1. Wi-Fiの設定画面を開き『Spark WIFI』を選択します。
2. 『CONNECT』を選択します。
3. 『MOBILE NUMBER』を選択します。
4. 『Mobile number』のところに電話番号を入力し、下のチェック欄に☑を二か所入れて『CHECK MY NUMBER』を押します。
5. テキストメッセージでSparkのWIFIパスワードが送られてくるので(下記画面だと『KDGV』、そのパスワードを『ENTER PASSCODE』欄に入力して『CONNECT』を押します。
6. 繋がりましたよ、と画面が出るので『GET ONLINE』を押して完了。1GBのデータが使用できるようになります。
まとめ
NZには通信会社がいくつかあるのですが、SparkのSIMカードは本当に便利だと思います。
特に『1日1GB無料で使えるWi-FiスポットがNZ中に1000箇所以上ある』のはとても大きいです。
もしもNZに来られたばかりの方で、どこのキャリアのSIMカードを買おうか迷っている方がいらっしゃいましたら、SparkのSIMカードを強くお勧めしたいです。
読んでくださってありがとうございました!